Ruby - rbenv で複数バージョンを切り替える(1)
rbenv はrubyのバージョンを 切り替えるツールです。以前rvmを使っていましたがいろいろ環境変数やら を汚す悪いクセがあるのとrailsで推奨されているのでインストール してみました。
インストール方法
非常に簡単です。
まずrbenv本体をインストールします。
$ git clone https://github.com/sstephenson/rbenv.git ~/.rbenv
$ echo 'export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile
$ echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bash_profile
一旦ログアウトし、再度シェルを起動します( source しても可 )
$ exit
rbenv のコマンドがたたけるか確認します
$ rbenv
rbenv 0.4.0-89-g14bc162
Usage: rbenv <command> [<args>]
Some useful rbenv commands are:
commands List all available rbenv commands
local Set or show the local application-specific Ruby version
global Set or show the global Ruby version
(後略)
ruby を自動でビルドするためにruby-buildをインストールします。
$ git clone https://github.com/sstephenson/ruby-build.git ~/.rbenv/plugins/ruby-build
これでおしまい。
rubyをインストールする
試しに 2.1.0 をインストールしてみましょう。
インストール可能なrubyのバージョンリストを表示します
$ rbenv install -l
Available versions:
1.8.6-p383
(中略)
2.1.0
(後略)
はじめに2.1.0をインストールしましょう。
$ rbenv install 2.1.0
しばらくするとビルドが完了します。
ruby を実行してみますが・・・
$ ruby -v
rbenv: ruby: command not found
The `ruby' command exists in these Ruby versions:
2.1.0
うまくできません。 使用するバージョンが設定されていないためです。
バージョンの設定方法は global と local がありますが、 自分でどの場所でも使いたい場合は global を使います。
$ rbenv global 2.1.0
$ ruby -v
ruby 2.1.0p0 (2013-12-25 revision 44422) [x86_64-linux]
設定できました!